パソコンが重い! 作業を快適にする簡単な設定3つ

パソコンを使っていて、重い(動作が遅い)と感じることはありませんか?

  • パソコンの起動に時間がかかる
  • Web ブラウザや Office ソフトを開くだけでも待たされる
  • アニメーションがなめらかに動かず、動作がカクカクしている

このような症状を、「安いパソコンだから」「古いパソコンだから」と諦めてしまうのはまだ早いです。パソコンの設定次第では、遅さを(多少)改善できるかもしれません。

ただ、パソコンを軽くする方法として紹介されているもの中には、操作を誤ると、パソコンが動かなくなる可能性があるものもあります。

しかし、この記事で紹介する項目は、簡単な操作でありながら、ある程度効果が期待できるものだけです。パソコンに詳しくない方でも、気軽に行うことができると思います。是非試してみてください。

※Windows 10 の画像で説明しますが、ご自身のパソコンと色や表示が異なることがあります。ご了承ください。

目次

1.視覚効果をなくして軽くする

視覚効果は単なる飾りである

視覚効果

画面をより見やすくするための装飾。

例えば、ウィンドウ右上にある最小化ボタンを押すと、ウィンドウが下(タスクバー)に吸い込まれるようなアニメーションが表示されると思います。(もしアニメーションがない場合、既に視覚効果を OFF にしているかもしれません。下の手順で、設定を確認してみてください)

このようなアニメーションを表示するために、パソコンは「どのようにアニメーションを表示するか(この場合ウィンドウの動き)」を計算しなければなりません。それほど複雑な動きには見えなかったとしても、その裏では、この計算によって少なからず負荷がかかっています。

しかし、このような演出(視覚効果)は、無くても問題なくパソコンを使うことができます。「最小化ボタンを押せばウィンドウが最小化する」ということを知っていれば、アニメーションがなくても「急にウィンドウが消えた! 困った!」なんてことにはならないはずです。

そのため、不要な視覚効果を表示させないことで、パソコンを軽くすることができるのです。

手順

少し長く感じるかもしれませんが、一つ一つ進めれば OK です。

  1. 「Windows キー」を押したまま「R キー」を押します
  2. 「ファイル名を指定して実行」というウィンドウが出てくるので、「sysdm.cpl」と半角英数で入力し、「Enter キー」を押します。カギかっこの中をコピーして、貼り付けても構いません
    sysdm.cpl
  3. 上のほうにある「詳細設定」のタブをクリックします
  4. 「パフォーマンス」という枠の中にある「設定」ボタンをクリックします
    システムのプロパティ
  5. 「カスタム」をクリックします
  6. 不要な視覚効果のチェックボックスを外します(詳しくは後述)
    視覚効果の設定
  7. 右下の「適用」ボタンをクリックします
  8. 「OK」ボタンをクリックします

これで、設定は完了です。

残すべき視覚効果は?

上の手順 6 で残す視覚効果は、自由に設定することができます。

ひたすら軽くしたいのであれば、すべてのチェックを外しても大丈夫です。

ただ、(個人的に)あったほうが見やすい視覚効果もあると思います。

私は、次の 4 つを残しています。

アイコンの代わりに縮小版を表示する

フォルダ内に画像ファイル(拡張子 png・jpg・gif など)がある場合、絵や写真の内容をエクスプローラー(フォルダ画面)上で表示してくれます。

画像以外にも、PowerPoint のファイルや動画ファイルなども表示してくれるので、エクスプローラーでファイルを区別しやすくなります。

スクリーンフォントの縁を滑らかにする

フォントがなめらかになり、文字が見やすくなります。

デスクトップのアイコン名に影を付ける

デスクトップのアイコンの下に表示される文字が見やすくなります。

使用しているデスクトップの壁紙によっては、なくても問題ないかもしれません。

ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する

この項目を有効にしていると、ウィンドウをドラッグしているときに、ウィンドウの中身が表示されます。

無効にすると、ウィンドウをドラッグしたとき、枠だけが動くようになります。

2.省電力設定は軽量化の敵

過度な節電はパソコンを重くする

パソコンには、電力の消費を抑える設定があります。この設定は、節電には効果的です。

しかし、電力の消費を抑えると、パソコンの動作が遅くなってしまう場合があります。

快適にパソコンを使いたいときは、省電力設定にはしないことをおすすめします。

手順

  1. 「Windows キー」を押したまま「R キー」を押します
  2. 「ファイル名を指定して実行」というウィンドウが出てくるので、「powercfg.cpl」と半角英数で入力し、「Enter キー」を押します。カギかっこの中をコピーして、貼り付けても構いません
  3. 「追加プランの表示」を押して、「高パフォーマンス」を選択します
    電源オプションの設定

これで、設定は完了です。

おすすめの電源プラン

上の手順 3 では、「高パフォーマンス」を選んでいます。

しかし、この設定は電力の消費が増える可能性があるので、気になる方は「バランス」でも良いと思います。

ただ、重いパソコンで「省電力」を選ぶのは避けるべきです。

3.バックグラウンドアプリを減らして快適に

使わない時も動くバックグラウンドアプリ

バックグラウンドアプリ

そのアプリを開いていないときも、動き続けるアプリ。

アプリが動き続けていれば、そのアプリの通知をいつでも受け取ることができます。

また、アプリを常に最新の状態に保ってくれます。

これは便利な機能ですが、全く使わないアプリを動かし続けるのは、明らかに無駄です。

使わないアプリは止めてしまいましょう。

手順

  1. 「Windows キー」を押したまま「R キー」を押します
  2. 「ファイル名を指定して実行」というウィンドウが出てくるので、「ms-settings:privacy-backgroundapps」と半角英数で入力し、「Enter キー」を押します。カギかっこの中をコピーして、貼り付けても構いません
  3. 「バックグラウンドでの実行を許可するアプリを選んでください」から、止めたいアプリを選んでオフにします(詳しくは後述)

これで、設定は完了です。

残したほうが良いアプリ

上の手順 3 で、どのアプリを止めればよいのでしょうか。

私が残しているアプリは、

  • Windows Defender セキュリティ センター
  • 設定

の二つだけです。

「Skype」などの通話を行うアプリは、利用しているなら残しておくべきです。

また、Web ページを閲覧するときに「Microsoft Edge」を使用している方は、「Microsoft Edge」を残すことをおすすめします。

そのほかのアプリは、よく使うものだけを残せば OK です。

使っていないアプリは、オフにしておきましょう。

なぜ「Windows キー」+「R キー」を使うのか

簡単に言うと、「手っ取り早い」からです。「ファイル名を指定して実行」から設定の画面に直接飛ぶことで、操作する回数を減らすことができます。

例えば、初めに開いた「システムの詳細設定」というウィンドウを開くには、

  1. スタートメニューから「Windows システム ツール」をクリック
  2. 「コントロールパネル」をクリック
  3. 「小さいアイコン」を選択
  4. 「システム」を探してクリック
  5. 「システムの詳細設定」をクリック

という長い手順を踏まなければなりません。

もちろんこれでも OK ですが、説明が長くなりすぎてしまいます。

手順の省略のために、「ファイル名を指定して実行」のショートカットキーである「Windows キー」+「R キー」を使いました。

まとめ:シンプルにすればするほど軽くなる

無駄なものを減らせば、パソコンを軽くすることができます。

デスクトップ画面のフォルダやショートカットも、減らすことで(多少)軽くすることができるはずです。

不要なものを整理して、快適にパソコンを使いましょう。

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fiore

自称C++er。

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