無刻印キーボードが不安なら前面印刷キーボードがおすすめ

キーボードに一切文字が印刷されていない、無刻印キーボード。見た目がシンプルで美しく、とてもかっこいいです。

しかし、「使いこなせるのか不安で買う決心がつかない」という方もいるでしょう(私がそうでした)。そんな方には、前面印刷のキーボード「Majestouch BLACK」「Majestouch NINJA」をおすすめします。

この記事では、前面印刷のキーボードについて解説します。

「Majestouch BLACK」「Majestouch NINJA」の違いは、JIS キーボードか、US キーボードかということだけです(BLACK が JIS 配列で、NINJA が US 配列です)。

「JIS キーボード・US キーボードって何?」という方は、次の記事をご覧ください。

関連記事:US キーボードの魅力を余すところなく伝えたい

目次

1.私が前面印刷のキーボードを買うまで

無刻印キーボードが「かっこいい」と感じた

私は、ごく普通のノートパソコンを使っていました。もちろんそのノートパソコンについているキーボードを使っていましたが、タイピングの練習をしていて、キーが押しづらいと感じるようになったのです。そのため、タイピングがしやすいキーボードをノートパソコンに接続して使おう、と考えました。

いろいろキーボードについて調べていると、「無刻印キーボード」が目に止まりました。字がまったく書かれていないキーボードの存在は知っていましたが、実際に無刻印キーボード(の画像)を見た時、衝撃を受けました。「凄くかっこいい! 欲しい!」と感じたのです。

大げさかもしれませんが、本当に買いたいと思っていました。しかし、当時は数字や記号をタッチタイピングすることができず、「0」と「-」も押し間違えるほど。そんな状態で無刻印キーボードを買ったとしても、まともに入力できないのは明らかです。

そのときはなんとか踏みとどまりましたが、無刻印の美しさはどうしても諦めきれませんでした。

前面印刷のキーボードを知った

その後、「数字や記号だけ字が書いてあるような都合の良いキーボードはないのかなぁ」と諦め半分で調べていました。そこで、「前面印刷のキーボード」の存在を初めて知ったのです。

前面印刷のキーボードは、文字通り「キーの前面」に文字が印刷されているキーボードのことです。そのため、前面印刷のキーボードの見た目はシンプルになっています。横や奥から見ただけでは、無刻印キーボードに見紛うほどの美しさです。

これならばタッチタイピングができない私でも使えると考え、すぐに購入することを決心しました。

2.前面印刷のメリット

ここからは、実際に前面印刷のキーボードを買い、1 年以上使い続けて感じているメリットを紹介します。

見た目がシンプル

前面印刷のキーボードは、キーの上面には何も書かれていません。そのため、見た目がかなりシンプルです。

キーの前面にも「かな入力用のかな」が書かれておらず、正面からの見た目もごちゃごちゃしていません。シンプルで、とても美しいと思います。

タッチタイピングができなくても使える

無刻印キーボードは、(数字・記号も含めて)タッチタイピングができないとまともに使うことができません。しかし、前面印刷のキーボードは、タッチタイピングがまったくできなくても使うことができます(かな入力は除く・理由は後述)。

キーの前面に文字が印刷されているので、キーの場所がわからないときは、キーボードを見て確認することができます。

このハードルの低さが、前面印刷の大きなメリットだと思います。

後から無刻印キーボードにできる

前面印刷のキーボード(Majestouch BLACK など)は、メカニカルキーボードに「前面印刷のキーキャップ」をつけたものです。キーキャップは、付属の道具で簡単に取り外すことができます。そのため、別売の「無刻印キーキャップ」をつけることで、無刻印キーボードにすることができます

前面印刷のキーボードを使っていて、タッチタイピングに慣れてきたら、無刻印キーキャップを付けて無刻印キーボードにすることができるのです。

「一部だけ無刻印」にもできる

「日本語はタッチタイピングできるけど、記号や数字を入力できる自信がない……」という場合は、

  • 数字や記号キー:前面印刷のキーキャップのまま
  • その他のキー:無刻印キーキャップを取り付ける

ということもできます。

そのため、自身のタッチタイピングの習得状況に応じて、段階的に無刻印キーボードに近づけていくことができます。

参考までに、私は次のような流れで無刻印キーボードにしていきました。

  1. アルファベットキーだけ無刻印、ほかはすべて前面印刷
  2. Shift キー、Ctrl キーなどの修飾キーを無刻印に
  3. 最上段(数字など)以外をすべて無刻印に
  4. すべて無刻印に

このように、自由にカスタマイズできるのも、前面印刷(というよりは Majestouch BLACK/NINJA)の魅力です。

3.前面印刷のデメリット

そんな前面印刷にも、デメリットが存在します。

無刻印キーボードほどシンプルではない

仕方のないことですが、前面印刷は無刻印ほど美しくはありません。

早く無刻印キーキャップをつけることができるように、タッチタイピングの練習を頑張るほかはないと思います。

前面印刷のキーボードがとても少ない

前面印刷のキーボードは、私の知っている限り、「Majestouch BLACK」と「Majestouch NINJA」しかありません。これらはどちらもメカニカルキーボードで、1 万円以上する高級キーボードです。

安価な前面印刷のキーボードはありませんし、静電容量無接点方式(RealForce や HHKB など)で前面印刷のキーボードもありません(2019 年 3 月現在)。意匠権を取得しているので、当分の間は FILCO 以外の前面印刷は出てこないと思います。

選択肢は少ないですが、いきなり無刻印キーボードを買って、使いこなせずに後悔するよりは良いのかなと思います。

Majestouch BLACK にかなの印刷がない

Majestouch BLACK は JIS 配列(日本語配列)のキーボードですが、かな入力用の「かな」が印刷されていません。実際、かなが表示されていないほうがシンプルで美しいのですが、かな入力を使う方は大変かもしれません。

かな入力を普段使っていて、キーボードを見ないと入力ができないという方は、前面印刷を避けたほうが良いでしょう。

※他の前面印刷のキーボードを買えば良いのでは? と考える方もいるかもしれませんが、かなが前面に印刷されているキーボーがありません。かな入力のタッチタイピングができるようになってから、前面印刷のキーボードを買うことをおすすめします。

まとめ

前面印刷のキーボードは、無刻印キーボードに自信がない方におすすめのキーボードです。無刻印キーボードがかっこいいと感じている方は、ぜひ選択肢に入れてみてください。

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fiore

自称C++er。

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