メーカー製・BTO・自作パソコンのメリット・デメリットまとめ

パソコンを購入するときには、主に

  • メーカー製パソコンを買う
  • BTOパソコンを買う
  • パソコンを自作する

という3つの選択肢があります。

結論から言うと、

  • 特にこだわりがない・パソコンの操作に自信がないならメーカー製
  • 自分に合ったパソコンを少しでも安く買いたいならBTO
  • 手間や時間・お金をかけてでも性能にこだわりたいなら自作

を選ぶのがおすすめです。

この記事では、それぞれの方法の特徴と、メリット・デメリットを解説します。

※ベアボーンという選択肢もありますが、自作パソコンより組み立てが難しいのでここでは省略させていただきます

目次

  1. メーカー製・BTO・自作パソコンの違い
  2. メーカー製パソコンのメリット
  3. メーカー製パソコンのデメリット
  4. BTOパソコンのメリット
  5. BTOパソコンのデメリット
  6. 自作パソコンのメリット
  7. 自作パソコンのデメリット

1.メーカー製・BTO・自作パソコンの違い

メーカー製パソコンとは

メーカー製というのは、「組み立て済みのパソコンを販売している大手メーカー」から購入するパソコンのことです。具体的には、NEC・東芝・富士通・ソニー・Dell・Apple といったメーカーを指します。

組み立てられた状態で販売するので、「この部品を〇〇に変えたパソコンを買いたい」といったことはできません。

一般的に「パソコンを買う」と言ったら、メーカー製パソコンのことを指していることが多いでしょう。

BTOパソコンとは

BTOは、Build to Order の頭文字をとったものです。直訳すると「注文のための組み立て」といったところでしょうか。

つまり、BTOパソコンは、注文を受けてからパソコンを組み立てて、販売するパソコンのことです。注文に応じて部品を変えることができるので、(ある程度)部品をカスタマイズすることができます。

自作パソコンとは

自作パソコンは、パソコンの部品を買い、それらを自分で組み立てるパソコンのことです。

買う部品は自由に選べるので、自分の思うようにカスタマイズすることができます。ただ、パソコンの部品や組み立てに関する知識は必要になります。

2.メーカー製パソコンのメリット

パソコン初心者向けのサポートが充実している

メーカー製パソコンには、初めてパソコンを買う方・パソコンに詳しくない方に向けたサポートが充実しています。

具体的には、

  • 設定方法を丁寧に解説したマニュアル
  • パソコンの基本的な使い方を説明した動画
  • 困ったときの電話相談
  • 故障時のための手厚い保証

などです。(あくまで一例です)

パソコン初心者の方には安心のサポート体制だと思います。

便利なソフトがはじめから入っている

メーカー製パソコンには、よく使うソフトがはじめから入っているものが多いです。例えば、次のようなソフトです。

  • Microsoft Office(ワード・エクセル・パワーポイントなど)
  • セキュリティソフト(マカフィーなど)

このようなソフトがはじめから入っているので、後からソフトを買う必要がありません。これも、パソコン初心者には嬉しいメリットだと思います。

有名なメーカーなので信頼感がある

メーカー製パソコンを販売しているのは、知名度が高い会社が多いです。そのため、パソコンに詳しくない方でも、安心してパソコンを買えるのではないでしょうか。

3.メーカー製パソコンのデメリット

高い

メーカー製パソコンは、自作パソコンやBTOパソコンと比べると、同じ性能でも割高になることが多いです。

サポートが充実しているため、その分お値段は高くなります。Microsoft Office(ワード・エクセルなど)やセキュリティソフトも、無料ではありません。

充実したサポートを得るために、余分なお金を払うべきかは、よく考える必要があります。

はじめから入っている無駄なソフトが多い

メーカー製パソコンには、買ったときから様々なソフトがインストールされています。便利なソフトもあるでしょうが、全く使わないようなソフトもインストールされていることがあります。

このようなソフトが(起動していなくても)裏で動いていることがあるので、パソコンの動作が遅くなってしまうことがあります。そのため、快適にパソコンを使うことができなくなってしまう可能性があります。

後から改造することが難しい

1度メーカー製パソコンを買ってしまうと、そのパソコンをカスタマイズすることはとても難しいです。

メモリの増設程度であれば、できるパソコンもあります。しかし、その他の部品をカスタマイズしてしまうと、保証の対象外となってしまうのです。そのため、改造は自己責任になります。

4.BTOパソコンのメリット

安くパソコンを買うことができる

BTOパソコンは、メーカー製パソコンほどサポートが充実しているわけではありません。ですがその分、安くパソコンを買うことができます

BTOパソコンを販売しているショップは、パソコンの部品を大量に仕入れているため、自作パソコンよりも安くなる可能性が高いです。

手っ取り早く安いパソコンを買いたいのであれば、BTOパソコンをおすすめします。

カスタマイズ性が高い

BTOパソコンは、記載されている部品の中から自由に選んで注文することができます。そのため、メーカー製パソコンよりもカスタマイズ性が高いです。

予算や自分の使用目的にあわせて購入できるという点が、大きな魅力です。

自分で組み立てる必要がない

BTOパソコンは、自分で組み立てる必要がありません。注文時に部品を選択すれば、ショップの方がパソコンを組み立ててくれるので、完成したパソコンを受け取ることができます。そのため、パソコンを組み立てるために手間や時間がかからないのです。

また、「カスタマイズはしたいけど自分で組み立てるのは不安……」という方でも安心して買うことができるでしょう。

動作確認をしてくれる

自作パソコンは、組み立てたとしても、相性の問題などで動かない可能性があります。一方、BTOパソコンは、ショップが事前に動作確認をしてくれます。

ですから、せっかく買ったパソコンが動かないということはありません。(万が一動かなかったとしても、ショップに連絡すれば対応してくれるでしょう)

5.BTOパソコンのデメリット

ある程度パソコンの部品に関する知識が必要

もちろん、はじめから選択されている部品だけで注文することもできます。しかし、自分の用途に合った性能のパソコンを買うためには、部品を自分で選ばなければなりません。

そのため、自作パソコンを組み立てる場合ほどではないにしろ、パソコンの部品に関する知識を持っていたほうが良いと思います。

選べる部品にもある程度の制限がある

BTOパソコンはカスタマイズが可能ですが、どんな部品もカスタマイズすることができるわけではありません。

基本的にケースは固定ですし、電源やマザーボード・サウンドカードなどが選択できることは少ないでしょう。

6.自作パソコンのメリット

どんな部品も自由に選ぶことができる

自作パソコンであれば、すべての部品を自由に選ぶことができます。ケースや電源、マザーボードやサウンドカードなどにもこだわることができます。超高性能なパソコンがほしければ、水冷式にしてオーバークロックすることだってできます。

自分の理想のパソコンを手に入れるには、自作パソコンが一番おすすめです。

後から部品の追加・交換が簡単

「自作パソコンを組み立てた」という経験は、これからパソコンを整備・修理するにあたって、非常に役に立ちます。

  • パソコンのケースを開けて内部を清掃する
  • 部品を追加する
  • 壊れた部品を交換する

といった作業を、誰かに頼むことなく「自分で」できるようになります。

これは、自作パソコンを組み立てたからこそできることだと言えるでしょう。

7.自作パソコンのデメリット

不具合が起きても自力で対応しなければならない

これが一番大変です。自作パソコンは、買った部品を自分の責任で組み立てなければなりません

組み立てたパソコンが起動しなかったときは、

  • どこかにミスがあったのか(ケーブルのつなぎ忘れなど)
  • 部品の初期不良・相性問題なのか

といったことを、自分で確認しなければなりません。

そのためにはインターネットなどを活用して情報収集をしたり、時間をかけて試行錯誤することが必要になります。自作パソコンの組み立てにはある程度の時間がかかるものだ、と考えておいたほうが良いでしょう。

パソコンに対する保証がない

基本的に、自作パソコンの保証というのは、「自作パソコンの部品に対する保証」です。「部品が壊れた」ことに対する保証はあっても、「パソコンが動かなくなった」ことに対する保証はありません。基本的に自己責任なので、自作パソコン自体に対する保証はほとんどないのです。

もしパソコンが起動しなかったとしても、不良部品を自分で特定する必要があります。

まとめ買いをしないとBTOより高額になることが多い

「自作パソコンは安上がりだ」ということを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

秋葉原で投げ売りされているようなジャンク品や、よくわからない怪しいオンラインショップなどで売っている部品を使えば安く組み立てられますが、まともに動作するのかさえわかりません。

ある程度ちゃんとした自作パソコンを作るなら、BTOパソコンよりも高額になることが多いでしょう。

ノートパソコンの自作は難しい

基本的に「自作パソコン」はデスクトップパソコンのことを指します。デスクトップパソコンに比べて、ノートパソコンの自作はとても難しいです。

ノートパソコンの自作は不可能ではないですが、情報収集から部品選択、組み立てに渡って、豊富な知識・経験が必要になると思います。私もノートパソコンを組み立てた経験はありません。

ですから、ノートパソコンを買いたい方は、メーカー製パソコンかBTOパソコンを選ぶことをおすすめします。

まとめ

結論は、はじめに載せたものと同じです。

  • 特にこだわりがない・パソコンの操作に自信がないならメーカー製
  • 自分に合ったパソコンを少しでも安く買いたいならBTO
  • 手間や時間・お金をかけてでも性能にこだわりたいなら自作

メーカー製パソコンは、サポートが充実している安心感がありますが、少し値段が高くなってしまいます。

BTOパソコンであれば、安くパソコンを手に入れることができるでしょう。用途に合ったカスタマイズも可能です。

↓ BTOパソコンショップの例

自作パソコンは、手間や時間はかかりますが、自分の思い通りのパソコンを作ることができます。

どれもメリット・デメリットがあるので、自分に合ったものを選びましょう。

Avatar
fiore

自称C++er。

comments powered by Disqus