初心者から上級者まで使えるタイピングソフト「タイプウェル」

タイプウェル」は、数多くのタイピング練習ソフト・Webサイトの中でも、最も洗練されたタイピング練習ソフトだと思います(しかもフリーソフト!)。

  • (ある程度タッチタイピングができる状態で)更にスムーズなタイピングができるようになりたい
  • タイピングのスピードを上げたい
  • タイピングを極めたい

という方におすすめです。

まだタッチタイピングができない……という方は、次の記事をご覧ください。

関連記事:タッチタイピング(ブラインドタッチ)を最短で習得するための練習方法

目次

タイプウェルとは

タイプウェルは、GANGAS氏が開発した、タイピング練習用のフリーソフトです。

タイピングの上達を助けてくれる機能が盛りだくさんで、非常にクオリティが高く、タイピング練習ソフトの定番になっています。

※「キーのガイド」という初心者向けの機能はついていますが、全くタッチタイピングができないと厳しいです。

タイプウェルの長所

シンプルなデザイン・システム

タイプウェルの画面はシンプルで、非常に使いやすいと思います。

タイプウェル国語R

表示されているのは

  • 打つ文字
  • 現在のタイム
  • ラップタイム
  • 目標時間との差を表す目盛り(中央左にある□が並んでいるところ)
  • ミスの回数

などです。

キーの場所に不安がある場合は、キーのガイドを表示することもできます。

キーのガイド

また、結果画面に表示される情報が非常に豊富です。

結果画面
  • どの単語が遅かったか
  • どの文字をミスしたか
  • 後半にスピードが遅くなっていないか
  • 初速はどうだったか

など、自分のタイピングを研究するための情報が詰まっています。

目的に合わせた練習ができる豊富な種類

タイプウェルには、以下の6つの種類があります。

  • タイプウェル国語R 日本語のローマ字入力が練習できます。迷ったらこれがおすすめです。
  • タイプウェル国語K 日本語のかな入力が練習できます。登場する単語は国語Rと同じです。
  • タイプウェル英単語 英単語の入力の練習ができます。
  • タイプウェルオリジナル アルファベットの大文字・小文字・記号キー・数字キーの入力の練習ができます。ランダムに並んでいる(単語になっていない)ので、一味違ったタイピングが楽しめます。
  • タイプウェルFT 変換までを含めた、実践的な練習ができます。和文・英文を問わず、好きな文章を登録して、練習することができます。
  • タイプウェル憲法 「日本国憲法」を入力することで、長文タイピングの練習ができます。キーのガイドはついていないので、すでにタッチタイピングができる方向けです。

これらのソフトを使い分けることによって、目的に応じた練習が可能です。

やる気がわいてくるレベル表示・目標設定

タイプウェルには、入力のスピードに応じて、レベルを表示する機能があります。

下から、

  • J,I,H,G,F,E,D,C,B,A
  • SJ,SI,SH,SG,SF,SE,SD,SC,SB,SA
  • SS,XJ,XI,XH,XG,XF,XE,XD,XC,XB
  • XA,XS,XX,ZJ,ZI,ZH,ZG,……

といった感じです。

このレベルがSJになれば、十分タイピングが速いといえるでしょう。

はじめのうちは、練習をすればするだけレベルが上がっていきますが、次第に伸び悩んできます。そんな中で練習を続け、レベルを上げることができた時の快感は、やばいです(語彙力)

また、タイプウェルには「目標設定」というものがあります。これは、次のレベルを達成するためのタイムと、現在のタイムの差を表示してくれる機能です。

この目標に向かってタイピングを練習することができるので、モチベーションを維持しやすいです。

※目標が表示されていると緊張してしまうという場合は、表示を消すこともできます。

充実したランキング制度

タイプウェル国語R・国語K・英単語・オリジナルには、作者のGANGAS氏が管理している、ランキングがあります。このランキングには10000人以上が登録しており、ほぼ毎週更新されています。

また、このランキングの参加者の層がとても厚く、初心者から上級者まで、幅広い方々が参加しています。特に上位層の記録はすさまじく、同じ人間とは思えないほどです。

このランキングに参加することで、全国のライバルと切磋琢磨することができます。自分のタイピング技術を磨くことができるでしょう。

タイプウェルの短所

タッチタイピングができないと厳しい打鍵数

打鍵数

キーを打つ回数。日本語の文字数ではなく、何回キーを押したか。 例)タイピング(TAIPINGU):5文字/9打鍵 ※更に詳しく知りたい方は「打鍵数とは何か」をご覧ください。

タイプウェル国語Rの場合、1回の練習で400打鍵(国語Rの場合)が必要です。タッチタイピングが上達すれば、1回の練習に1分もかからなくなるのですが、はじめのうちは3分以上かかることが多いです。

タッチタイピングの練習を始めたばかりの人が、3分も集中し続けることはかなり大変です。思うように打てないストレスもあるため、疲れて練習をやめてしまうことがあります。

そのため、タイプウェルの長さが辛いという方は、ほかのタイピングソフト(美佳タイプなど)を活用すると良いと思います(気が向いたらタイプウェルで練習する、くらいでも大丈夫です)。

ミスのペナルティがない

タイプウェルは、(ミスした分のタイムが遅くなるというのはありますが)ミスをしても成績が下がることはありません。そのため、タイプウェルで練習を続けていると、ミスタイプを気にせずに、とにかく速く打つ癖がついてしまいます。

実際の作業で入力するときには、ミスタイプをしたらその文字を消し、入力し直さなければなりません。ですから、ミスタイプが多いと、作業効率が落ちてしまいます。これを防ぐために、練習の時から正確なタイピングを心掛ける必要があるのです。

タイプウェルには、「オプション」に「ミス制限設定」というものがあるので、自分で設定することで正確なタイピングの練習ができます。

ただ、「自分で設定すると甘えが出てしまうかもしれない……」という方は、ミスタイプに厳しい「e-typing」などでも練習すると良いでしょう。

単調で飽きやすい

「タイプウェルで自分の記録を更新することが楽しい!」と思えるようになったら、しめたものです。しかし、慣れないうちは、400打鍵打ち切ることすら難しく、飽きてしまうことがあるかもしれません。

そういったときは、他のサイト・ソフトで練習すると良いと思います。無料のものでも、楽しいタイピングゲームがあるので、そちらを使って気分転換をすると良いでしょう。

また、本当は毎日練習したほうが良いのですが、飽きたときは練習しなくても大丈夫です。

私自身も、

  1. タイプウェルにハマる(ほとんど毎日練習する)
  2. 飽きる(全くやらなくなる)
  3. 数週間~数か月後、またやり始める

という流れを繰り返しているので、人のことは言えません。

タイプウェルはずっと使えるソフトなので、気長に構えて練習すると良いと思います。

タイプウェルのダウンロード方法

ここでは、「タイプウェル国語R」を例にして紹介します。

必要なもの

  • VB6ランタイム(お持ちでない場合、Vectorからダウンロードしてください)
  • 解凍ソフト(よくわからない方は、「Lhaplus」「7-zip」などと検索してみてください)
  1. タイプウェルのダウンロードページから、ダウンロードしたいソフト(この場合タイプウェル国語R)をダウンロードします
  2. ダウンロードしたファイル(この場合「TWJR223.lzh」)を解凍します
  3. exeファイル(この場合「TWellJR.exe」)を起動します
  4. ローマ字表示設定が出てくるので、自分の好みに合わせて設定し、OKを押します(そのままでも構いません)
    ローマ字設定

これでタイプウェルを使えるようになりました。この設定は初回のみなので、以降はexeファイルを起動すればOKです。(後からローマ字を変えたいときは、「オプション」の「ローマ字表示設定」から設定できます)

まとめ:究極のタイピングソフト

タイプウェルは、自分のタイピングスキルを磨き続けることができるソフトです。ぜひ一度使ってみてください。

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fiore

自称C++er。

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